2016/09/29

芋、栗、なんきんの季節だよ

最近ずっと「芋、栗、なんきん」を探し求めていたミーナです。

雨続きで蒸し暑い日が続いていますが、今週土曜日から暦はついに10月。今年もあと3カ月ですって!なんてこった。

この夏は週末の朝市にフォーリンラブしすぎて、デートする暇もなく秋を迎えてしまいました。軽トラが恋人だなんて…!こうして世間の独身男女は、婚期を逃していくんでしょうねえ。シクシク。


…と冗談はさておき。今日、姫路の卸売市場から事務所に戻ったら、スタッフのサチコさんから栗をいただきました。岡山のご実家から送られてきたものだそうです。

このつやっつやの栗。栗ごはん、渋皮煮、栗のパウンドケーキ…何を作ろうかな。あれ、そういえば栗の皮ってどうやってむくんだったっけ?1年前にむいたはずが、すっかり忘れてる〜!

今週のアイン朝市では、熊本産の栗を販売しますよ。栗好きなみなさん、栗の上手なむき方、おすすめレシピなどぜひ教えてくださいね。



「芋、栗、なんきん」の言葉通り、さつまいも、カボチャも仕入れてみました。

それから、今回初めてメークインやにんじん、さつまいもの袋詰めも行う予定です。袋に好きなだけ入れて数百円というアレです。たくさん入れられるかな?


アイン果樹園(神戸市西区)で収穫したばかりのブランド柿「太秋(たいしゅう)」も販売しますよ。

緑っぽくて熟していないように見えますが、上の写真くらいの色づきでも、中はとっても甘いのです。しかもシャキシャキとした食感が楽しめます。

先日のアインオープンデパートでは、見た目以上のおいしさに驚く方が続出。「甘いね」「このサクッとした食感が好き」という感想をいただきました。


その他にも、今回は梨を3品種ご用意できそうです。ブドウは前回より少し数が減りそうですが、神戸・福岡から数品種届きます。ぜひ食べ比べして、好きな味を見つけてみてくださいね。

スモモ、プルーン、そして朝採りイチジクも並ぶ予定です。イチジクは私が稲美町の農園で収穫のお手伝いをして、採れたてホヤホヤを市場に持って行きますからね〜!
 

加古川の隣、高砂や姫路ではこれから祭りのシーズンです。姫路市中央卸売市場には、すでに祭り用の食材がたくさん集まってきている様子で、にぎわいを見せていました。

さあ、本格的な秋の到来ですね。10月初日の朝、アイン朝市でみなさんのお越しをお待ちしていまーす!

★アイン朝市の開催場所や出店者の詳細などは、こちらのページでご確認ください→http://www.einshop.jp/hpgen/HPB/entries/282.html


2016/09/28

第11回アインオープンデパート

22日から4日間、西宮・鳴尾浜臨海公園で開催した第11回アインオープンデパート。先日、無事に終了しました。お越し下さったみなさん、本当にありがとうございました!


わたくしミーナは、加古川から西宮に場所を移しても変わらず、毎朝野菜や果物を仕入れては販売する毎日でした。

連日朝4時起きし、スタッフ数名車に乗り合わせ、加古川から西宮へ。6時半に会場入りして、10時にオープンするまでの間、その日の朝に仕入れた野菜を仕分けしたり値付けしたり、ポップを書いたり試食を準備したり。


アイン朝市もそうですが、オープンするまでのこの時間が一番勝負の時なんです。大げさだけど、これ本当。

朝、初対面したばかりの野菜や果物たちの良さをどうやってお客さんに伝えるか?仕分けしながら観察し、切ったりむいたりして味見して。

商品の数が増えれば増えるほど準備は大変だけど、旬のものとしっかり向き合える、ありがたい時間でもあります。

▲愛媛産の早生みかんを親子で試食中

初めてお会いする方との交流はもちろん、アイン朝市の常連さんにも何組かお会いでき、とても嬉しかったです。

「行きたかったけど行けなかったわ」という方のために、4日間の様子をお届けしまーす!
 

鳴尾浜臨海公園ってその名の通り、海に隣接する芝生の公園なんです。毎朝6時半には、すでに釣りを楽しむ人の姿がありました。

公園の横にはプールや温泉が楽しめる「リゾ鳴尾浜」という施設もあり、リゾート気分が味わえるんですよ。



写真上は最終日、10時にオープンする直前の様子。風がなく、とても蒸し暑い中、たくさんの人が並んで待っていてくれました。

私が担当していたのは、入場ゲート入ってすぐの「デリシャスアイン」ブース。来場したお客さんをたくさんの試食でお出迎えしました。


この量、すごいでしょ? 柿2種、梨2種、みかん、ぶどう数種、ミニトマトをみなさんに味わっていただきました。


柿はアイン果樹園で採れたものを。早生のみかんは愛媛から。見た目は青々としていたけれど、とっても甘くて大人気でした。


中華料理でおなじみの空芯菜(くうしんさい)や小松菜、キュウリ、イチジクなどは神戸や西宮の農家さんが育てたものを販売。
 

果物はここでも「ぶどう祭り」を開催しました。ピオーネ、安芸クイーン、翠峰のほか、岡山だけで作られているというオーロラブラック、そして3000円近くする最高級のシャインマスカットも仕入れてしまいました。

シャインマスカットはあまりにも高すぎるので、全然売れないやろうなと半ば諦めていましたが、なんとお買い上げの方が4人も!

「妻へのお土産にします」、「岡山出身のシャインマスカット好きな彼女に食べさせてあげたい」など、買われた方はみんな男性でしたね。自分のためでなく、女性にプレゼントするために購入するとは、かっこええなあ。



こうしてテントをはり、のんびり過ごすことができる鳴尾浜臨海公園。夕暮れ時には、こんな景色が見られるんですよ。


そんな鳴尾浜の夜をしっとりと楽しんでいただきたくて、24日(土)は20時まで初のナイター営業を開催しました。


生ライブを聴きながら、生ビールやワイン、子どものビールで乾杯〜!


そういやこの時、とっても嬉しいことがありました。毎週私が通っている姫路の青果市場でお世話になっているみなさんが、仕事終わりにご家族を連れて遊びに来てくれたんです。

しかもリュックの中に、箱入りシャインマスカットを3箱も詰めて。まさかリュックの中からぶどうが出てくるとは思わず、びっくりしましたが、とても感激しました。

みなさんもどうでしょう?贈り物にシャインマスカット。皮ごと食べられてとても甘く、最高ですよ。もうぶどうの季節は終わりかけなので、来年以降、プレゼントに迷ったらぜひ。


4日目のお昼過ぎ、初めてDJブースでインタビューを受けました。ゆる〜い八百屋トーク、みなさんお聞きいただけたでしょうか?
 

ピクルス作りや、ワイン用ぶどうで作る酵素ジュースのワークショップも盛況でした。ご夫婦で作ったピクルス、お二人の思い出の味になるといいなあ。


今回あらためて感じたことは、市場ってきっと、モノを売るだけの場所じゃないということ。モノを介して人と交流する、そういう場所なんだろうなと思います。

だってね、野菜や果物を買うなら、家の近所のスーパーやコンビニでも買えますもん。それなのに、わざわざ海沿いの公園まで足を運び、みなさんなんやかんやと野菜や果物を買って帰ってくれるのです。

もしこれが、私や他のスタッフが店に立っておらず、モノだけポンと置いていたら、同じように売れるかなあ?きっと、そんなに売れないはずです。

「何を買うか」はもちろん大事だけど、お買い物って本当は「どこの誰から買うか」も重要なんでしょうね。

「あの人が仕入れてきたものなら間違いないはずや」と信頼してもらえる、そんな人になれるよう、引き続き精進しまーす!

書きたいことまだまだいっぱいありますが、今日はこの辺で。アインオープンデパートの余韻に浸りながら、眠ることにします。チャオ〜
 
 
 


 
 
 
 
 


 

 


2016/09/21

鳴尾浜で会いましょう!

あらためまして、こんにちは。“ミーナ”こと高瀬美菜です。今年6月末から、ほぼ毎週土曜の午前中、兵庫県加古川市で「アイン朝市」を開いてきましたが、「行ってみたいけどちょっと遠いなあ」という方もたくさんいらっしゃいましたよね。

そんなみなさん、お待たせしました!明日22日(木)から4日間、西宮市の鳴尾浜臨海公園で第11回アインオープンデパートを開催します。


▲今回のアインオープンデパートでは西宮の空、海、芝生をバックにこんな写真も撮れますよ

「アイン朝市」とは内容も規模も全く異なりますが、実はこのアインオープンデパートも、私たちにとっては「市場をつくろう」というプロジェクトの一環なんです。

目指しているのは、年に数回のお祭りのようなイベントではなく、「日本人の生活と人生をいろどる市場」。クリック1つで何でも買えてしまう今の世の中で、あえて市場に足を運び、人と会話し、旬の作物を手にとり、香りを楽しみ、試食を味わってみる。そんな体験の積み重ねが、大げさに言うと「生きててよかった」という実感につながるんじゃないか?

そんな思いから、アインオープンデパートではここ数回、少しずつ青果を扱うブースを増やしてきました。私が担当している「デリシャスアイン」ブース(エリアマップのF1)もその1つです。

▲今年6月に鳴尾浜で開いた第10回アインオープンデパート「デリシャスアイン」ブースの様子

鳴尾浜臨海公園に到着したら、まずは「正面ゲート」で事前に購入したショッピングチケットを見せる、または購入し(当日400円、中学生以下不要)、入場していただくのですが、「デリシャスアイン」ブースは正面ゲート入ってすぐの場所にあります。

今回の目玉は、アイン果樹園(神戸市西区)で採れたばかりの柿。昨日、「早秋(そうしゅう)」と「太秋(たいしゅう)」という2種類の柿が6箱ほど届きました。


上の写真は「早秋」。その名の通り、9月から収穫できる極早生の甘柿です。前回のアイン朝市でも販売しましたが、ややかためのものを切っても十分甘く、鮮やかなオレンジに色づいたものは、軟らかくてトロトロでした。

下の写真は「太秋」。柿に詳しいスタッフの話によると、この太秋って立派なものだと百貨店で1個1,000円前後で売られているんですって。

普通、果物の表面にひびが入っていたら敬遠してしまいますが、この柿は糖度が上がった部分に細かいひび割れのような筋が入るという特徴があるそうです。

果実の大きさは早秋より大きめ。早速試食してみると、青いものでもしっかりと甘みがあり、果肉が梨のようにさくさくとしていました。こりゃあ、うまい!

▲太秋柿。ひびがあるものはおいしさの証。敬遠しないでぜひ食べてみてね

皮をむいて普通に食べるだけでも良いですが、柿って料理にも使えるのをご存知ですか?例えば、スライスした柿をカマンベールチーズに乗せて、ちょっとしたおつまみに。ゆでたサツマイモやクリームチーズと混ぜてサラダに。そう、柿は乳製品との相性が良いようなんです。

あと「柿が赤くなれば医者が青くなる」という諺(ことわざ)があるように、ビタミンCが豊富に含まれ、栄養価が高いことでも知られています。ぜひ手にとって、旬を感じてみてくださいね。


店頭には他にも、ぶどう、イチジク、みかん、国産レモンなどの果物や、秋ナス、葉物野菜、じゃがいも、淡路産のタマネギなどが並ぶ予定です。先日の台風の影響で仕入れが難航していますが、できるだけ季節の野菜・果物をそろえられるよう、がんばります!

そのほか、アイン朝市で人気の乾物やお菓子もたくさん持っていきますよ。私の一押しはこのゼリー。果汁100%だから味がとっても濃くて、冷凍すると長期保存もできちゃう。しかも、中に本物の果物が入っていそうなユーモアあふれるパッケージもたまりません。箱ごと冷やして、運動会やピクニックに持っていくのもいいかも!

▲1箱にゼリーが20個以上入っています。フタを開けた時に見える、中の袋もかわいいんです

もう1つの一押しはこれ。最近完成したばかりの「赤ワインのぶどうジャム」です。生食用のぶどうよりも甘みがぎゅっと凝縮されたワイン用のぶどう(メルロー)に、イチジクを加えてまろやかな風味に仕上げています。アイン朝市でトーストセットを召し上がった方は、もう味見されましたよね?



実はこの赤ワイン用のブドウ、アインオープンデパートでもみなさんに味わっていただきたく、こんなワークショップを企画しました。


【ワイン用ぶどうを使ってシロップを作ろう】
珍しい赤ワイン用のぶどうを使って酵素シロップの下ごしらえをしよう。オシャレなWECKの瓶に詰めてお持ち帰りいただけます。できたシロップは炭酸で割ったり、ヨーグルトにかけたりして楽しめます。
開催日時:4日間全日(所用時間10分程度)
参加費:1,800円(材料費含む)
開催場所:F1 デリシャスアインブース


教えてくれるのは、EINSHOPのおいしいもの担当・サチコさんです。もう1つ、こんなワークショップも開きますよ!


【夏野菜の簡単ピクルス作り】
色の鮮やかな夏野菜を使って自家製ピクルスを作ってみませんか?オシャレなWECKの瓶に詰めてお持ち帰りいただけます。ピクルスの液から作る本格的なワークショップです。※包丁を使います。
開催日時:4日間全日(所用時間20分程度)
参加費:1,500円(材料費含む)
開催場所:F1 デリシャスアインブース


このピクルス作りで使うパプリカは、加古川市の隣、稲美町でパプリカとトマトを生産している農園「花房ファーム」のもの。このブログで何度も書いていますが、国産のパプリカは作っている農家さんが少なく、とても希少なんです。今の時期は甘みも増しているので、きっとおいしいピクルスが作れるはずですよ。

いずれのワークショップも数量限定。材料がなくなり次第終了しますので、「体験してみたい」という方、ご来場はお早めに。

▲海の向こうに日が沈んでゆく鳴尾浜。リゾート気分が味わえる最高のロケーションです

お伝えしたいことがたくさんありすぎて、つい長くなってしまいましたが、ただ今絶賛準備中のため、この辺で終わりたいと思います。

心配していた台風も過ぎ去ってくれましたしね。きっと素敵な4日間になるはず。にわか雨もあるかもしれませんが、秋が深まりゆくのを肌で感じながら、9月のひと時を一緒に楽しみましょう。明日から毎日4時起きで、夜更かしミーナは毎晩ドキドキですが、みなさんに会えることを楽しみに眠りにつくことにします。

それでは明日から4日間、鳴尾浜で待ってまーす!

★アインオープンデパートの詳細・アクセスはこちらをご覧下さい。
http://www.einshop.jp/special/einopendepartment/info.shtml







2016/09/19

第10回アイン朝市

今日からお彼岸ですね。「お墓参りになかなか行けないよ」という方は、心の中でご先祖さまを思い返すだけでも、良い時間が過ごせるはず。私はぼた餅を食べながら、亡き祖父に思いをはせることにします。

さて、17日(土)のアイン朝市は、なかなか蒸し暑かったですねえ。「先週いなかったですよね?」と話しかけてくれた常連のお客さま、ありがとうございました!

嬉しく思ったのと同時に、アイン朝市がみなさんの週末をいろどる場所になりつつあるのかな、と実感してウルっときた涙腺ゆるめのミーナです。


この日、朝4時起きで稲美町の農園に行き、農家さんとイチジクを収穫していたら、わずかに露出していた足の甲7箇所、耳たぶ、眉毛の上、こめかみの辺りを蚊に刺されちゃいました。かゆすぎる…。この季節、蚊も必死やな。

蚊と格闘してゲットした朝採りイチジク、いかがだったでしょうか?ピークに比べると少し実が小さく、採れる数も減ってきています。販売は次回で終わりかもしれませんね。


この土曜日は、加古川市内の中学校で運動会があり、市役所前では楽市という催しも開かれていたとか。

秋は週末のたびに各所でいろんな催しが開かれますが、アイン朝市は7時から開いていますので、お出かけ前に立ち寄って、朝のひと時を楽しんでくださいね〜!


300円のトーストセット(限定50食)は、今回も9時前に完売。網で焼くトーストが大人気でした。


赤ワイン用ブドウで作ったオリジナルジャムも、試食していただけたかな?


今回はお彼岸前ということで、洋風仏花を販売しました。ご用意したのは600〜700円のお花3種類。


「このボリュームでこの価格はお買い得やわ」とつぶやきながら購入されるお客さんもいて、「さすが、よくご存知やなあ」と横でニンマリしていた私。


お盆前に仏花を販売してから約1カ月、各所で販売されている仏花をリサーチしてきましたが、花の内容・ボリューム・価格ともに満足できるものってほとんどなかったんですよね。お彼岸前は、花の値段が跳ね上がりますし。

仏花用ではなく、ご自宅に飾るために購入された方もいました。お花って一輪飾るだけでも癒されますよね。気に入っていただけて良かった!


ピオーネ、シャインマスカット、巨峰のほか、藤稔、瀬戸ジャイアンツなどさまざまな品種を取りそろえた「ブドウ祭り」も開催しました。


ブドウの実はまだ食べられないけど、果汁が大好きという10カ月の赤ちゃんが来店。

試食のブドウを口にするたびに、にっこり笑って、拍手するように足の裏をパチパチし、「おいしい」を全身で表現してくれました。


アイン果樹園で採れた「早秋」という柿も届きました。実はかためだけど、なかなか甘くていい感じ。
 

葉物野菜、黒大豆、量り売りのミニトマトなども取り揃えてみました。


かぼちゃや、新ごぼう、安納芋などの根菜類も。


今回の朝市では「ずっと来てみたくて、今日ようやく来られました」という方に何組も出会いました。

元気いっぱいの仲良し姉弟も。来てくれてありがとねー!
 

アトリエアインの布を使った、オリジナルのイスを作るワークショップも盛況でした。
 

ステキなイスに生まれ変わりましたね!私もイス持ってきて作業したい…(切実)。


最近は涼しくなったからか、トーストセットを始めたからか、朝早く来店される方が増えてきました。そのかわり、10時頃から11時まではゆっくり過ごしていただけるのんびりムード。

と思いきや、11時を過ぎた頃、閉店したことを知らずに「前からこのテントが気になってたんです」と来られるお客さんもチラホラいらっしゃいます。

この日も、軽トラに荷物を積み終わろうかという時にそんなお客さんが来られ、せっかくなので試食を差し上げると、お花やブドウ、ごぼう、柿など、たくさん購入して帰られました。これには私たちスタッフもびっくり!

お客さんは、お花だけ買うつもりが、思いがけず好きな品種のブドウや柿、欲しかった野菜に出合えたと、たいそう喜んでいらっしゃいました。

なんかこういうシーンがね、朝市の醍醐味なんじゃないかなと思うんですね、最近。

欲しいものを狙って買いに行くんじゃなくて、たまたま寄ったら「すごくええもん見つけちゃった!」という、このワクワク感。

「今日は欲しいものなかったな」という日もあることでしょう。でも、だからこそ、次に出合えた時の喜びが倍増するはず。

来週は22(木)〜25日(日)まで西宮市でアインオープンデパートを開くため、朝市はお休みです。

次回のアイン朝市は10月1日(土)。また元気にお会いしましょう!

2016/09/15

お彼岸準備は朝市で

6月末にプレオープンしてから2カ月半。記念すべき第10回アイン朝市の日が近づいてまいりました。

たかが10回、いやいや、されど10回ですよ。朝早くから来てくださるお客さんがいるからこそ続けてこられました。

これからいよいよ実りの秋。みなさんのお腹と心を満たせる市場を目指して、日々精進していきたいと思います!


さて、今週の朝市のテーマは「お彼岸」です。お彼岸と聞くと、私はすぐ「ぼたもち」を想像してしまいますが、お盆と同じく、お墓参りに行かれる方が多いですよね?

そこで、また仕入れてきましたよ。お盆前に販売して大好評だった洋風仏花を。他のどこにもないオリジナルのアレンジで、大小2種類。

しかも「このクオリティでこの値段?!」と喜んでいただけそうな価格でみなさんにご提供できそうです。


ユリやリンドウ、カーネーションなどを豪華に合わせた大ぶりのアレンジ(写真上)は、部屋や玄関に飾ってもいいかもしれませんね。ユリや小菊が開いてきたら、一層華やかになりますよ〜。

前回「この花かわいい!」と注目の的だった白くて丸いピンポン菊(写真下、左)を入れた仏花も作ってもらいました。

完成した仏花は小ぶりで愛らしく、なかなかの自信作。現物はぜひ朝市で見てみてね。ほんまにかわいいです。


青果コーナーでは、引き続き「ブドウ祭り」を開催します。「え、また?!」と思うことなかれ。ブドウを楽しめるのは今月いっぱいでしょうか。「まだ食べられる」と思っているうちに、季節は過ぎ去っていきますからね。

▲ブドウ大好きな小さなお客さまも来店。第8回の朝市で

今回はまた新たなブドウが登場。神戸市西区の藤井農園で作られたピオーネが届く予定です。

先週から仕入れている上郡の農園「かなじ屋」のブドウは、3つの品種が味わえる箱入りも販売。お彼岸のお供えにいかがでしょう? 

市場ではその他、多種多様なブドウをそろえていますので、試食しながら秋の味覚を味わいつくしてみて下さいね。

それにしても、近くにたくさん農園があるからこそ、鮮度の良いもの味わうことができる私たち。ここ加古川という土地は、食に関してかなり恵まれた場所なんじゃないかと感じる日々です。


この前収穫した赤ワインのブドウで作ったジャムも、少しおめかしして登場します。これも他では買えない限定ジャムですからね。ちょっとした贈り物にぴったり。


毎回人気の朝採りイチジクは、少し数を増やしてご用意します。夜更かしミーナが目覚まし3個くらい用意して、早起きして収穫してきます。寝坊したらどーしよ…。その時は「ごめんね」って謝るしかないね!

もしかしたら、アイン果樹園で採れた柿「早秋」もたくさん届くかもしれません。
 
▲仏花の打ち合わせ中に見つけたニラの花

「暑さ寒さも彼岸まで」というように、お彼岸(9月22日「秋分の日」を中日とし、前後3日間を合わせた7日間)の頃を過ぎると、ぐっと秋めいてきます。

私もそうですが「今までお彼岸なんて意識したことなかったわ」という方こそぜひ、今週末の朝市をきっかけに、季節の移り変わりを五感で感じてみて下さいね。

では、土曜の朝にお会いしましょう!チャオチャオ〜

★アイン朝市の開催場所や出店者の詳細は、こちらのページでご確認ください→http://www.einshop.jp/hpgen/HPB/entries/282.html