2016/11/29

第12回アインオープンデパート終了!

11月25日(金)~27日(日)の3日間、神戸ワイナリーで第12回アインオープンデパートを開催しました。お越しくださったみなさん、ありがとうございました!

わたくしミーナは、選りすぐりの青果を販売する「デリシャスアイン」コーナーを担当。アイン朝市でおなじみの農家さんから仕入れた兵庫県産野菜・果物のほか、神戸ワイナリーのすぐ横にあるアイン果樹園で採れたばかりの富有柿やミカンを販売しました。

2日目と3日目は、京都から心強い助っ人が。アイン朝市も手伝いに来てくれた「よしこさん」。朝4時起床だったよしこさんは、寝坊しないように床で寝たんだそうです。疲れも見せず、終始この笑顔。



そんなよしこさんには、「柿&みかんの詰め放題」のほか、長野県小布施市の平松農園で収穫した採れたてりんごの販売をお手伝いしてもらいました。



EINSHOPのフェイスブックでこの写真、ご覧になった方もいますよね?りんごを収穫した24日(木)の朝、長野では雪が降リ積もっていたそうです。

11月12日(土)のアイン朝市で約250個販売したフジりんご。「2週間後にはもっとおいしくなってるよ」という農家さんの言葉に期待を膨らませ、EINSHOPの社長・岡本篤がまたもや、往復12時間かけて長野まで仕入れに行ってきました。今回はなんと500個ゲット!


初日にお越しくださったみなさんには、収穫後36時間以内のりんごの味を体感していただきました。「甘いね~!」「おいしい」と喜んでいただけて、社長もにっこり。2日目の昼頃にはすべて完売しました。



収穫から5日たった朝、りんごを切って食べてみましたが、濃厚な果汁の甘さやフレッシュ感はまだまだ十分楽しめましたよ。



梨をむく女、ミーナです。この梨は、神戸ワイナリーにほど近い果樹園「甘果園」さんから仕入れさせていただいた「王秋(おうしゅう)」。実がずっしりと大きく、果汁もたっぷりで食べ応えがあるので、とても人気でした。



開催2日目、朝一番のお客様は朝市の常連さんでした。今回のアインオープンデパートでは、アイン朝市によく来られていたみなさんと再会することができ、スタッフ一同感激!



母娘3世代でいつも朝市に来てくれていたご家族。開催3日目、雨の中わざわざ野菜を買いに来てくれました。朝市を開催していた半年間、子どもさんが少しずつ大きくなる様子を見るのが楽しみでした。



今年10月、「市場をつくる『半農半ライター』」と神戸新聞で紹介していただいた時、その記事をパウチして朝市に持ってきてくださった常連さんとも再会。「また朝市やってね」というありがたいお言葉と、あめちゃんの差し入れも!(笑) 記事を書いてくれた新聞記者の辻本さんも、お越しくださいました。



夏には「韓国かぼちゃ」、朝市最終回には朝採りの紅い大根を持ってきてくれた生産者の武田さんもご来店。



そのほかにも、大阪から加古川まで2回も朝市に来てくれたご夫婦や、西宮の鳴尾浜で最高級のシャインマスカットを購入された素敵なカップル…などなど、嬉しい再会がたくさんありました。みなさん、ありがとうございました!



今回初登場だったアイン果樹園の柿ジャム。実は値札を貼り忘れていたんです。それなのに、お客さんが次から次へとレジへ瓶を持ってこられて…。聞けばみなさん、「試食したらおいしかったから」とおっしゃる。これ、一瓶500円でした。柿ジャムはお菓子作りにもぴったり。おいしく召し上がれ~!



2日目の朝、限定10袋だけ仕入れることができた「菊芋」。スタッフ・浅田さんのご両親が育てているものを少し分けていただき、初めて販売しました。食べやすいサイズに切って片栗粉をつけ、油で揚げ、塩・青海苔をまぶして食べるとおいしいそうですよ。




「都倉さんのルッコラだ!」「この姫路レンコン、朝市で買って食べたらおいしかったわ~」「ローズマリーってどうやって料理するんやろ?」などなど、お客さんの声を聞きながら店頭に立つ時間は、忙しくも幸せなひと時でした。



まだまだ書きたいことはありますが、今日はこの辺で。次回もアインオープンデパートのこぼれ話をミーナ目線でお届けしまーす!




2016/11/23

柿ジャム届きました


きのう事務所に、できたてホヤホヤのジャムがどーんと届きました。

今年の秋にアイン果樹園で収穫した「太秋柿(たいしゅうがき)」をふんだんに使い、旬のおいしさをぎゅっと閉じ込めた柿ジャムです。



アイン朝市のモーニングセットで味わっていただいた柿ジャムは、「早秋(そうしゅう)」という品種で作ったものでした。イチジク入りとイチジクなしの2種類召し上がっていただきましたが、みなさん、お口に合いましたか?

今回作ったジャムは、柿の甘さや風味を丸ごと楽しんでいただけるよう、イチジクを混ぜずに仕上げています。

この柿ジャム、25日(金)から3日間開催のアインオープンデパートで販売する予定です。私が担当している「デリシャスアイン」コーナーに、ブドウジャムと一緒に並べますからね〜。試食をご用意しますので、ぜひ味見してみてくださいね。

せっかくなので特別に、おめかしバージョンにしてみました。きのう、スタッフみんなでアトリエアインの布を切り、柿ジャムとブドウジャムにかぶせ、麻紐でくるっと結ぶこと数時間。

おめかししたジャムは、ちょっとしたプレゼントや自分へのご褒美にぴったり!



「デリシャスアイン」コーナーでは、アイン朝市で人気だった都倉農園さんの葉物野菜や、ヤスオ農園さんの大根や紫白菜、甘果園さんの梨のほか、フレッシュグループ淡路島さんから届く淡路島の秋冬野菜、西播磨の根菜など、旬の野菜の仕入れが続々と決定しております。

さらに、収穫したての長野のリンゴの販売や、アイン果樹園の柿・みかんの詰め放題も予定しています。

取り置きもできるので、いーっぱいおいしいものをゲットして、ゆっくりアインオープンデパートをお楽しみくださいね。




2016/11/19

第18回アイン朝市

11月19日(土)、今期最後のアイン朝市。天気予報は見事に当たり、朝5時半に起きた時、どしゃぶりの雨が降っていました。

前日に売り場やテーブルの配置を変え、雨が吹き込んでもお客さんや商品が濡れないように工夫したつもりでしたが、朝会場に行ってみると、一部のテーブルや足元がびしょびしょ。予定していた場所に商品が置けない。さらに、こんな時に限って簡易トイレの水も流れなくなっていて…。猫の手も借りたいけれど、ニャンコも逃げ出す大雨ですよ。

実は数日前から、携帯からブログに写真がアップできなくなったり、パソコンにも写真が取り込めなくなったりして、トホホなことが続いていたので、朝のドタバタはまさに「傷口に塩」でした。でも、メソメソしている暇はありません。こうなったら、お客さんにも助けてもらおうと、開き直って営業スタート!


オープンの8時。朝一番のお客さんは、何度かお見かけしたことのあるメガネの男性の方。足元は水たまりだらけ、野菜は品出しの途中、値札もほとんどつけられていなかったのに、「ゆっくり見てるから大丈夫ですよ」とありがたいお言葉をいただきました。

カゴいっぱいにお買い物されて、「次はいつ再開するの?次回を楽しみに待ってます」と、爽やかに帰っていかれました。

「雨やから、お客さんそんなに来てくれないかもしれんなあ」

そんな予想に反して、オープンから続々とお客さんが来てくださり、水たまりを華麗によけたり飛び越えたりしてお買い物されるみなさんの姿を見て、傷心ミーナはあっさりと立ち直りましたとさ(単純な奴)。



今期最後の営業日。何かお客さんに喜んでいただけることはないかと考え、アイン果樹園のみかんを好きなだけ持ち帰っていただくことにしました。

「え、いいの?」と、袋一杯に詰めて笑顔満開のお客さんたち。みかんが売り切れてしまった後は、北海道産のメークインを「持ってけドロボー!」の対象商品に認定。少しですが雨に濡れてしまったので、それでも良ければとおすそ分けしました。

アイン朝市では、7月には小山ファーム(稲美町)さんの朝採りトウモロコシ、8月から2か月間は八木農園(稲美町)さんの朝採りイチジク、そして最近ではふぁーみんサポート東はりま(加古川市平荘町)さんの朝採りブロッコリーやキャベツを販売するなど、「採れたて新鮮」にこだわって旬の作物を販売してきました。



夏には、加古川市東神吉町産の朝採り韓国かぼちゃが店頭に並んでいたことを覚えていらっしゃいますか?その生産者、武田さんが久々に、「紅甘味大根」を持ってきてくださいました。もちろん、朝採り。

配達後1~2時間、いつも朝市を手伝ってくれる武田さん。今日もお言葉に甘え、「武田さん、柿むいてくださいー!あ、梨も」と、お願いしちゃいました。(武田さん、いつもすみません!めっちゃ助かりましたー!ありがとうございました)

アイン朝市…いや、わたくしミーナはこの半年、お客さんや生産者のみなさんにこうして助けられながら、毎週お店に立つことができたのでした。カムサハムニダ。グラッチェ!ありがとう!!



朝市では毎回、出店者のみなさんにもたくさんご協力いただきました。初期の頃から毎週来てくださった、ラ・プロヴァンスさん。今日も買いましたよ。フォカッチャサンドとチョコクロワッサン。

前回初めて来られたという男性2人組は、「ジャガイモのスープがすごくおいしかった」と教えてくれました。そうなんです。家庭ではちょっとまねできないプロの味。朝からのどかな田園風景を眺めながら、フレンチテイストの食事が味わえるなんて、他になかなかないですよね。ラ・プロヴァンスさん、メルシー!



そして、2週に1度くらいのペースで出店してくださっていたCAFE MEMEさんも、最終日に来てくれました。MEMEさんの「サブレ パリジェンヌ」という名前の焼き菓子、今まで食べたどんなサブレよりもおいしかったです。

MEMEさん、いつも季節感あふれるマフィンや焼き菓子をありがとうございました!近いうちに一軒屋カフェにおじゃましたいなあ。



そして、稲美町の蜂屋「ハニハ二」さんもまた来てくれました。採蜜する時期によって蜂蜜の味が全然違う…ということは、言葉で聞くより、試食して体感するのが一番。

そういえば、昔FMラジオ局のDJさんを取材した時に、「はちみつ大根がのどのケアに良い」と教えてもらったことがありました。作り方は簡単。角切りにした大根を半日くらい蜂蜜につけておくと、じわっとエキスが溶け出します。大根を取り出し、冷蔵庫で保存。2~3日で飲み切ります。昔からの民間療法だけど、のどが弱い私は「はちみつ大根」パワーに何度も助けられました。

ハニハ二さんの蜂蜜で、この冬も元気に乗りきるぞー!



限定30食のモーニングセット(300円)も、相変わらずの人気でした。「この食パンはどこのものですか?」と質問をいただきましたが、全国どこでも買える大手食品会社の食パンです。

「え!すごくおいしかった」と驚くお客さん。アインショップで販売している「辻和金網の手付焼網」で焼くと、いつもの食パンも香ばしく、外はサクサク、中はふんわり焼ける気がします。

包丁ひとつとってもそうですが、どんな道具を使うかで、毎日の食事作りがぐんと効率良くなったり、「私って、実は料理の才能があるんちゃうか?!」とご機嫌になれたりしますよね。

この朝市で、そんな体験を少しでも味わっていただけたなら幸いです。



雨も次第に上がり、気づけばテントの下は朝食を楽しむお客さんでいっぱいに。



朝市には、これまで小さなお客さんもたくさん来てくれました。子どもたちって本当に果物が大好き。今日も「もう一個梨食べてきていい?」とお父さんにおねだりする女の子や、柿をほうばる少年2人組、お母さんに梨を食べさせてもらう男の子の姿がありました。


この前、ご夫婦でコーヒーワークショップを楽しんでいたお客さんも、また来てくださいました。姫路から。柿を選ぶお父さん。カメラを向けると恥じらう息子さん。足元の悪い中、ありがとうございました。



前回の朝市で、「私来週誕生日なんです」と話してくれたお客さん(中央)。今日は娘さんと来てくださいました。ちなみに娘さん、ギターを習っているそうで、教室が始まる前に立ち寄ってくれました。

先週一緒に店頭に立っていたスタッフのハマモトさんが、「あのお客さんが来られたら渡してあげてね」と用意してくれていたプレゼントを無事お渡し。お誕生日おめでとうございます!またお会いできてよかったー!

「ハンサムグリーンレタス、これからどこで買ったらいいの?」と笑うお客さん。今日は2つ、見事ゲットされました。おいしく召し上がってくださいね。


先週、「仕事があるから来られないかも。今までありがとう」とわざわざ挨拶に来てくださったお客さんがいました。その方が、閉店の1分前に滑り込みセーフ!この日最後のお客さんとなりました。

数か月前、たまたま通りがかって朝市のことを知ったそうで、その後何度か来店してくださっていました。「最近ブログのこと知ってん。いっぱい書いてたんやんなあ。また読むからね」などなど、ねぎらいの言葉をたくさん伝えてくださり、爽やかに帰っていかれました。またどこかでお会いできますように…!

ちなみに、上の写真でお客さんと私の間に写っているのは、スタッフのかなえさん。もともと朝市の常連さんで、助っ人を募集した時に「ぜひやってみたい」と応募してくれました。かなえさんの行動力と機転の利いた対応に、頼りっぱなし。ありがとう、かなえさん。

助っ人…といえば、9月に開いた西宮のアインオープンデパートで、初日にアルバイトで来てくれたお姉さんが、西宮からわざわざアイン朝市に来てくれました。「今日が最後って聞いたから」と。感激で胸いっぱい。ありがとうございました!


惜しまれながら今期の営業を終了したアイン朝市。「出店したい」「野菜を卸したい」「ワークショップをやってみたい」と相談してくださる方が増える中、最終回を迎えたのは後ろ髪をひかれる思いでした。今期の営業内で実現できず、ごめんなさいね。

いろいろと至らない点も多かったと思いますが、18回も毎週開催できたのは、朝早くからお越しくださったお客さんや、野菜・果物を快く分けてくださった農家さん、毎週いろんな相談にのってくださった卸売市場のみなさんのおかげです。

再開は今のところ未定ですが、来週、25日~27日には「アインオープンデパート」を開催します。長野の採りたてリンゴやアイン果樹園のミカンや柿が、たくさん登場する予定です。私が選んだおすすめ野菜もいろいろ!

神戸ワイナリーで、再びみなさんにお会いできることを楽しみにしています。来週までどうかお元気で。チャオ〜!

2016/11/17

いよいよ朝市最終回

さっきまで書いていたブログの記事が、たった今、すべて消えてしまいました。ミーナです。ドンマイ(←古い?)。

いつも朝市では宝探しの気分を味わってもらいたくて、販売する作物の一部しか紹介してきませんでしたが、今日は農家さんのお顔も交えながら、ずらっと書いてみたいと思います。



先週、長野産リンゴの後ろに隠れつつも、あっという間に売り切れてしまった「ふぁーみんさぽーと東はりま」の朝採りキャベツ、限定30玉。朝市会場のすぐ近所の畑で採れたばかりのものが届きます。



神戸市西区のヤスオ農園さんからは、王様トマト・紫白菜・かぶ・わさび菜・しいたけ・大根が。

安尾さんはいつも、「こんなのありますよー」とマメに連絡くださり、「紫白菜」や「紅くるり大根」「エンダイブ」など、私が今まで知らなかった野菜をたくさん教えてくれました。

神戸市内の農家さんたちは、その土地柄、レストランやホテル向けに作物を出荷する機会が多いため、珍しい品種や新しい品種の野菜作りに日々取り組んでいるそうです。

紫白菜、前回購入された方、どんな風に食べましたか?また感想聞かせてくださいね。


こちらはアイン朝市プレオープンの時から、ほぼ毎回仕入れさせていただいている、加古川市の都倉農園さん。いつも採れたて新鮮な小松菜、水菜、ルッコラを届けてくださっています。

この前、久しぶりに某スーパーで小松菜や水菜を手に取り、じっと観察してみたんですが、大きさやみずみずしさが都倉さんのものと全然違うことに驚きました。

もっと高い値をつけて販売しても良かったなあ…と反省。だってどう見ても都倉さんの作る葉物は立派だし、抜群のおいしさですもん。



稲美町の花房ファームさんからは、希少なパプリカとミニトマトを仕入れさせていただいています。

パプリカはもうすぐ収穫終了、ミニトマトはまだ出始めの時期だそうですが、どちらも今週末の朝市に登場しますよ。



姫路の卸売市場からは姫路れんこん、里芋、金時人参、しいたけ、菊菜の他、新ごぼう、丹波篠山の「山の芋」、黄色のキノコ「たもぎ茸」、群馬の下仁田ネギなどを仕入れる予定です。

このラインナップ、「今週末は鍋やな」って気になりません?! 品出しする時、いつもあったかーい鍋料理を思い浮かべて、お腹鳴っちゃうんですよねえ。

山の芋、先日すりおろしてみると、つきたてのお餅のような弾力と粘りがありました。半分は白だしを加えてとろろにし、残りは卵を加えて山の芋ステーキにしてみました。握りこぶし1つ分の大きさでも、食べ応え十分。



アイン果樹園からは、みかん・柿が届きますよ。どちらもビタミンCがたっぷりで、風邪予防に良いんだそうです。

朝市でいっぱい試食して、気に入ったらお家でもたくさん召し上がれー!


こちらは神戸市西区の甘果園さん。夏にはスモモ、ブルーベリー、今の季節は梨や果物ジャムを仕入れさせていただいています。

毎週のように通った甘果園さんでは、松下さんご夫妻の笑顔と人柄に癒されるだけでなく、旬というものはまばたきする間に過ぎ去っていくものなんだ、ということを教わりました。

今は王秋という梨がおいしい時期。今回も20個ほど登場します。



写真は甘果園さんに伺った時、見せてもらった干し柿のカーテン。渋柿の皮をむいて干すだけで、渋みが抜けて甘くなり、トロトロの食感が味わえるようになるなんて。自然とは本当に不思議なものです。

一ついただきましたが、大好きなケーキのおいしさも忘れてしまうほど、感動の味でした。とにかく甘い。目がさめるほど。

さてさて、ラストのアイン朝市。お天気がちょっと心配ですが、雨でもやります。最後だし、何かドカンとサービスしたいなって思うんですが、来てのお楽しみ…ということで!

そうそう、夏場に韓国かぼちゃを作っていた武田さんが、朝市最終回のために、紅い大根を持って来てくれることになりました。限定10本です。

19日土曜日、どうか晴れますように。朝8時から、みなさんのお越しを待ってます!

★アイン朝市の開催場所や出店者の詳細は、こちらのページでご確認ください→http://www.einshop.jp/hpgen/HPB/entries/282.html


2016/11/15

第17回アイン朝市

「リンゴ」すなわち「アップル」といえば、反射的にペンとパイナップルを連想してしまう今日この頃。

ピコ太郎の曲「PPAP」をドイツのシンガーソングライターのお兄ちゃんが切なげに歌う、バラードバージョンが好きです。ミーナです。

11月12日(土)のアイン朝市は、朝からポカポカ陽気に恵まれ、オープンと同時にたくさんの方が来てくださいました。

この日は、社長自ら長野まで車を走らせ仕入れに行った、収穫後36時間以内のふじリンゴが登場!


「現地でしか味わえない新鮮なリンゴのおいしさを加古川でみなさんに体験してもらいたい」

そんな社長の思いが、今回ついに実現しました。ふじリンゴを購入された方の中でご希望の方には、玉林・紅玉・アルプス乙女(ミニリンゴ)も少しだけおすそ分けすることに。


オープンと同時に「リンゴ買いに来ました」というお客さんが続々と来てくださいました。みなさん、ブログやフェイスブックの記事を読んで、楽しみにしていてくれたそう。ありがとうございます!


前日の夜遅くに、長野から約240個のリンゴを持ち帰った社長。自ら皮をむき、対面販売中の図。


リンゴは磨けばこんなに艶が出ます。食べてみると、シャキシャキとした食感の次に、果肉から蜜を含んだ甘い汁がじわじわ〜っと、泉が湧くように溢れ出てきました。香り、酸味も程よく楽しめ、味のバランスがいい!

このふじリンゴ、これからますますおいしさを増すらしいです。来週、アインオープンデパートを開催する頃(25〜27日)には、かなり期待できるとのこと。

そのおいしさを求め、社長はまたしても長野へ向かう予定です。アインオープンデパートで、みなさんに新鮮リンゴを届けるために…。ぜひご期待ください!


この日のもう一つの目玉は、朝採りキャベツ、限定30玉。早朝に平荘町の畑で収穫したものを届けてもらいました。


金時ニンジンや、丹波篠山の山の芋も初お目見え。金時ニンジンってお正月の雑煮や煮しめに入っているイメージですが、千切りにして生のまま味わってもおいしいそうですよ。


お客さんが次から次へ来てくださり、活気づくアイン朝市。


市場では、買い物をお手伝いする子どもたちの姿をよく目にします。みんな不思議に、重いカゴを持とうとするんですよ。頼もしい!


いつだったか、閉店直後に来店し「これも、それも、買いたいものばっかり!」と大量に野菜や果物を買って帰られたお客さんがいました。

それからほぼ毎回足を運んでくださるようになり、このたびもこんなに、カゴいっぱいにお買い上げ(実はもうひとカゴ分購入されました)。


この日初めて知りましたが、このお客さんは、わざわざ神戸から来てくださっていました。

いつも私が仕入れてきた野菜の一つひとつを手に取り、「わー!これおいしそうやね」と歓声をあげながら買い物される姿に、どんなに元気をいただいたことか。

このお客さんだけでなく、「毎週ここに来るのが楽しみやねん」と言ってくださる方々や、「都倉さんのルッコラのファンなんです」、「ハンサムグリーンおいしいよね〜!大好き」など、地元の農家さんの野菜を目当てに来てくださるお客さんと出会い、「朝市やってて良かったなあ」と、何度も実感してきたのであります。

だから、今週末で終わってしまうのが本当に寂しい。


ラ・プロヴァンスさんのパンやスープも、今週末でいったん食べ納めです。朝市終了後はお店に伺って、ランチやディナー、ケーキセット(手作りケーキ、めちゃうま!)などを味わいたいなあ。


最後に、嬉しかったことをもう一つ。常連さんのお母様が、手作りのブルーベリージャムをくださいました。

秋から初夏の間は、自宅のある長野ではなく、娘さんのいる加古川で過ごしているそうなのです。

前回来られた時に「長野の家の庭にはブルーベリーの木がたくさんあるのよ」と話しておられたんですが、まさかそのブルーベリーで作ったジャムをおすそ分けしてくださるとは!

パンに塗り、一粒ずつありがたくいただきました。みずみずしさや果実のうまみをそのまま閉じ込め、さらに熟成させたような味わいのジャムは、言葉にならないほどおいしかったです。

今年の夏、アイン朝市で、お客さんたちと一緒にブルーベリーを試食しながら、いろんなお話をした思い出が蘇りました。


さあ、泣いても笑ってもラスト1回。アイン朝市、今週末で今期の営業を終了します。土曜日、みなさんにお会いできることを楽しみにしていまーす!