2016/11/15

第17回アイン朝市

「リンゴ」すなわち「アップル」といえば、反射的にペンとパイナップルを連想してしまう今日この頃。

ピコ太郎の曲「PPAP」をドイツのシンガーソングライターのお兄ちゃんが切なげに歌う、バラードバージョンが好きです。ミーナです。

11月12日(土)のアイン朝市は、朝からポカポカ陽気に恵まれ、オープンと同時にたくさんの方が来てくださいました。

この日は、社長自ら長野まで車を走らせ仕入れに行った、収穫後36時間以内のふじリンゴが登場!


「現地でしか味わえない新鮮なリンゴのおいしさを加古川でみなさんに体験してもらいたい」

そんな社長の思いが、今回ついに実現しました。ふじリンゴを購入された方の中でご希望の方には、玉林・紅玉・アルプス乙女(ミニリンゴ)も少しだけおすそ分けすることに。


オープンと同時に「リンゴ買いに来ました」というお客さんが続々と来てくださいました。みなさん、ブログやフェイスブックの記事を読んで、楽しみにしていてくれたそう。ありがとうございます!


前日の夜遅くに、長野から約240個のリンゴを持ち帰った社長。自ら皮をむき、対面販売中の図。


リンゴは磨けばこんなに艶が出ます。食べてみると、シャキシャキとした食感の次に、果肉から蜜を含んだ甘い汁がじわじわ〜っと、泉が湧くように溢れ出てきました。香り、酸味も程よく楽しめ、味のバランスがいい!

このふじリンゴ、これからますますおいしさを増すらしいです。来週、アインオープンデパートを開催する頃(25〜27日)には、かなり期待できるとのこと。

そのおいしさを求め、社長はまたしても長野へ向かう予定です。アインオープンデパートで、みなさんに新鮮リンゴを届けるために…。ぜひご期待ください!


この日のもう一つの目玉は、朝採りキャベツ、限定30玉。早朝に平荘町の畑で収穫したものを届けてもらいました。


金時ニンジンや、丹波篠山の山の芋も初お目見え。金時ニンジンってお正月の雑煮や煮しめに入っているイメージですが、千切りにして生のまま味わってもおいしいそうですよ。


お客さんが次から次へ来てくださり、活気づくアイン朝市。


市場では、買い物をお手伝いする子どもたちの姿をよく目にします。みんな不思議に、重いカゴを持とうとするんですよ。頼もしい!


いつだったか、閉店直後に来店し「これも、それも、買いたいものばっかり!」と大量に野菜や果物を買って帰られたお客さんがいました。

それからほぼ毎回足を運んでくださるようになり、このたびもこんなに、カゴいっぱいにお買い上げ(実はもうひとカゴ分購入されました)。


この日初めて知りましたが、このお客さんは、わざわざ神戸から来てくださっていました。

いつも私が仕入れてきた野菜の一つひとつを手に取り、「わー!これおいしそうやね」と歓声をあげながら買い物される姿に、どんなに元気をいただいたことか。

このお客さんだけでなく、「毎週ここに来るのが楽しみやねん」と言ってくださる方々や、「都倉さんのルッコラのファンなんです」、「ハンサムグリーンおいしいよね〜!大好き」など、地元の農家さんの野菜を目当てに来てくださるお客さんと出会い、「朝市やってて良かったなあ」と、何度も実感してきたのであります。

だから、今週末で終わってしまうのが本当に寂しい。


ラ・プロヴァンスさんのパンやスープも、今週末でいったん食べ納めです。朝市終了後はお店に伺って、ランチやディナー、ケーキセット(手作りケーキ、めちゃうま!)などを味わいたいなあ。


最後に、嬉しかったことをもう一つ。常連さんのお母様が、手作りのブルーベリージャムをくださいました。

秋から初夏の間は、自宅のある長野ではなく、娘さんのいる加古川で過ごしているそうなのです。

前回来られた時に「長野の家の庭にはブルーベリーの木がたくさんあるのよ」と話しておられたんですが、まさかそのブルーベリーで作ったジャムをおすそ分けしてくださるとは!

パンに塗り、一粒ずつありがたくいただきました。みずみずしさや果実のうまみをそのまま閉じ込め、さらに熟成させたような味わいのジャムは、言葉にならないほどおいしかったです。

今年の夏、アイン朝市で、お客さんたちと一緒にブルーベリーを試食しながら、いろんなお話をした思い出が蘇りました。


さあ、泣いても笑ってもラスト1回。アイン朝市、今週末で今期の営業を終了します。土曜日、みなさんにお会いできることを楽しみにしていまーす!