2016/11/01

第15回アイン朝市

近畿地方に木枯らし一号が吹いた、10月29日(土)のアイン朝市。前日から「明日は寒くなるぞ~」と覚悟していたんですが、朝起きてみると「あれ?あったかい…」。


ちょっと拍子抜けした感じで、でも内心ホッとしつつ、15回目の朝市が始まりました。この日の目玉は、収穫したばかりの朝採りブロッコリー。限定20株はあっという間に売り切れでした。



朝市初登場のりんごは、長野産の「シナノスイート」。卸売市場のお兄さんたちの言葉通り、甘くてほどよい酸味も味わえる、とてもバランスの良いりんごでした。香りもいい!


加古川産の水菜、小松菜、ルッコラ、ハンサムグリーンレタスなど、アイン朝市常連の野菜に加え、神戸産のエンダイブ、わさび菜も入荷し、葉物野菜が大充実。


ヤスオ農園(神戸市西区)から初入荷した「紅くるり大根」は、中まできれいな紅色で、サラダや漬物、マリネに使うと彩りがとてもきれいです。左の大根は、なんだかムフフな形をしてますね。



知る人ぞ知る「姫路れんこん」。みなさん、食べたことありますか?今週も仕入れる予定です。


アイン果樹園(神戸市西区)からは、人気の太秋柿に加え、新しく「富有柿」が登場。どちらも感激の甘さでした。

実は私、朝市の仕入れに携わるまで、柿がそんなに好きじゃなかったんです。面倒な皮むきをしてまで食べたいと思う果物ではなかった…(全国の柿農家さん、ごめんなさい)。でも、今年アイン果樹園の柿に出合い、「そうか、私はこれまでおいしい柿を食べる機会がなかっただけなんや」と気づきました。

ちょっと話はそれますが、子どもの頃から本物の味を知ることってすごく大切なんでしょうね。「食べ物はお金さえ出せば、いつでも何でも買えるやん」と、思い込んでしまうその前に。

作物には旬があり、「旬の時に食べるのが一番おいしい」と小さな頃から舌で感じることができれば、大人になってからの食生活や消費活動は大きく変わる気がします。


アイン果樹園からは、干し柿用の渋柿(西条柿)も届きました。なんと、干し柿用のヒモ付き(無料)。



この日は、いつものラ・プロヴァンスさんに加え、初めて稲美町の養蜂家さんが来てくれました。お店の名は「ハニハニ」。



今年の5月以降に稲美町加古で採れた国産蜂蜜を3種持ってきてくださいました。「いつ採蜜するかで味がまったく異なるんですよ」との言葉通り、全部味が違う!

いつも、「蜂蜜っておいしいけど高価だし、気軽に買えんなあ」と思っていましたが、ハニハニさんのお話を聞きながらひとつずつ味わっていると、「そうか、蜂からいただく希少ななりものなんやから、値がはって当然やな」と納得。



雑貨コーナーには、秋冬のあったか小物が登場しました。


秋…というか、もう冬ですね。


この日のワークショップは「選べるKintoのマグカップでおいしいコーヒーを入れて飲もう」でした。

朝市終了間際、姫路から来られた仲良しファミリーが参加してくれました。お父さん、お母さんがワークショップを楽しむ間、子どもさんたちはジュースや、ラ・プロヴァンスさんのパンでブランチタイム。

余談ですが、兄妹のかわいい帽子はお母さんの手編みなんですって。アイン朝市ではこんな風に、おそろいの格好をしてやってくるキュートな兄弟姉妹が多くて、いつも密かに楽しみにしています。来てくれてありがとねー!


朝市周辺の田んぼは稲刈りが終わり、こんな風景が広がっています。


最後にお知らせですが、11月25(金)~27(日)に神戸ワイナリーで開催のアインオープンデパート、前売りチケットご希望の方はアイン朝市でも買えますからね。


さてさて、気になる今週末の朝市について少しだけお伝えしちゃいます。

今回はなんと、炊きたての新米とあったかいお汁の朝食が登場しますよー!兵庫県たつの市で、アイガモ農法による無農薬・無化学肥料のお米作りに取り組む「ただまき農園」さんが出店してくださいます。

当日は平飼い自然養鶏の卵や、自家栽培小麦と自家製酵母で焼いたパン(フランスパン、食パンなど食事パン中心)の販売も予定しています。

それと、11月から朝市のオープン時間が8~12時に変更になります。詳細は木~金曜日にこのブログ・HPFB・メルマガでお知らせしますね。


寒い日が続いていますが、みなさん、どうかお元気でー!