2016/06/21

できるかな?生落花生

6月20日(月)、梅雨の晴れ間をねらって、大好きな落花生を植えに行ってきました。17日(金)に植えた苗たちは、雨にも負けず無事でした。

みなさん、「生落花生」って食べたことありますか? 私は昨年の秋、神戸市の東遊園地で開かれていたファーマーズマーケットで、初めて「生落花生」を知りました。

日頃よく食べていたのは炒った落花生。「ピーナッツ」と呼んでいる、カリッと香ばしい豆ですね。一方、生落花生とは収穫したての豆のことで、塩茹ですると枝豆よりもやわらかく、ほくほくとした食感なんです。私は一口食べて虜(とりこ)になりました。

プロ顔負けの野菜を作るスペシャルアドバイザーのおじさまには、「この辺の気候だと、落花生を育てるのは難しいよ」と言われながらも、抑えきれない生落花生への思い。「あのおいしさをもう一度味わってみたい」という食い気が原動力となり、ダメもとで植えてみることにしました。


見てください、これが落花生の種。2粒ずつ50cm間隔で植えていきました。


植えている途中、遠くから近づいてくるカラスの鳴き声にドキドキしっぱなしでした。というのも、「豆を直に植えると鳥に食べられる」と聞いたことがあったからです。どうか、この種まき姿を見られていませんように…。

本当は種を植えた後、上から鳥除けのネットをかけた方がいいそうなんですが、ここで1つ試してみたいことがありました。それは「草マルチ」。昨年通っていた農業塾と、今通っている有機農法教室で、刈った雑草を土の上に敷いておくと良いと学んだので実践してみました。


「ひたすら草を刈る」の図。「雑草」とひとくくりに呼んでいますが、よく見るといろんな種類の草が生えています。


上の写真のように草マルチをしておくと、雑草が生えてくるのを抑えたり、土の乾燥を防げたり、微生物が集まってきて土を育ててくれたりするのだそうです。

自然農法、有機農法などいろんな農法がありますが、農業初心者の私は1つの農法にとらわれず、基本を学びながら、良いと思ったやり方をどんどん試してみたいと思っています。

秋にはみなさんに生落花生をお届けすることができるでしょうか? 鳥たちの目をすり抜けて、無事に芽を出してくれますようにー!