2016/06/08

「畑をつくろう」プロジェクト

先日のアインオープンデパートの初日、「関西もついに梅雨入り」という一報が届きました。来たぞ来たぞー、雨の季節が。蛙の大合唱が始まるぞ。

本来なら夏野菜の植え付けが終わり、トマトやナスがぐんぐん育っている頃なんですが、私は今から新しい畑作りをスタートします。名付けて、「畑をつくろう」プロジェト(←そのまんま)。

場所は兵庫県の加古川市。ここはもともと田んぼでしたが、長年休耕田でした。最近では数畝だけ、さつまいもを植えていたそうです。

田んぼ一枚(100m×30m=3000㎡)のうち、50m×8m=400㎡の広さだけ耕して、夏野菜を植えていくことにしました。下の写真に写っている茶色い畝の、手前半分くらいのスペースです。


さあ、場所は決まったぞ。次は土作りだ。…って、土作りってどうやるの? 農作業歴の長い知人、JAの方、種苗店の方に聞き込み調査してみると、こんなご意見が集まりました。

【土作りする時に何を入れていますか?】

★牛ふん →栄養分は少ないが、土をふんわりとさせる効果がある。
★鶏ふん →牛ふんより安く手に入り、栄養分がある。

みなさんに教えてもらったこれらのものは「堆肥(たいひ)」と呼ばれています。主に土壌を改良する役割があるそうです。
「堆肥」って「肥料」と同じかと思っていましたが、違うんですね。肥料は作物が育つのに必要な養分を供給する役割。「それなら堆肥と一緒に、肥料も入れてしまったらええやん」と思っていましたが、例えばさつまいもを植えるなら、肥料はいらないそうなんです。育てたい作物によっては、土作りの段階で肥料を入れることが逆効果になる場合があるとのこと。メモメモ。

その他に、土壌を改良するため、こんなものを入れることもあるそうです。

★石灰 →堆肥(牛ふんや鶏ふん)と一緒に使う。苦土石灰、有機石灰(卵や牡蠣の殻)、消石灰などがある。
★もみ殻くん炭 →土は雨などの影響で酸性化するが、石灰やくん炭を入れると中和できる。
★腐葉土 
★コーヒーのかす

今回は元田んぼで、隣も水田という環境のため、牛ふんだけをまいて、土を少しでもふんわりとさせることにしました。頼むよ「牛ちゃんパワー」。良い土を作っておくれ。


牛ふんと聞くと、袋をオープンした瞬間、牧場のにおいがただよってきそうですよね。でもご安心を。牛ふんをしっかり発酵させてあるので、いやーなにおいはしないんですよ。今日は1袋40リットル分を畑にまいて作業終了~!

このあともう少し土が乾いたら、畑の強力なサポーターであるSさんに、トラクターで畑を耕していただく予定です。来週以降に、どんどん苗や種を植えていきますよ。さて、どんな畑ができるかな?