2016/10/03

第11回アイン朝市

雨上がりの空が広がる10月1日(土)の朝。イチジクを収穫するため、朝5時20分頃に稲美町の農園へ向かうと、まだ日が昇っておらず真っ暗でした。

まだまだ蒸し暑いですが、日の出は少しずつ遅くなってきていますね。


薄暗い中、農家さんと一緒に収穫したイチジクは約170個。前日に収穫したジャム用約120個も携えて、朝市の会場に向かいました。

「“イチジク ジャム用”と検索したら、この朝市で買えると書いてあるブログを見つけたので来ました」というお客さんが来店し、見事ジャム用イチジクをゲット。ジャム用は毎回販売しているわけではないので、お客さん、ラッキーでしたね!

イチジクが収穫できるのは、あと2週間くらいかも。「今年まだ食べてないよ」という方は、次回ぜひ味見だけでもしにきてくださいね。


今回は初めての「詰め放題」企画を実施しました。ニンジン、メークイン、サツマイモを好きなだけ袋に入れて500円。サツマイモだけをいっぱい詰めて帰った方もいましたね〜。楽しんでいただけだようで良かった!


梨は今回、3つの品種をそろえてみました。神戸市西区産の「新興(しんこう)」「新高(にいたか)」と、鳥取産の「南水(なんすい)」。

すべて試食を用意し、食べ比べを楽しんでいただきました。食感、酸味、甘さ、果汁の量など、品種ごとに全く味わいが違うのがおもしろい。


先日、西宮のアインオープンデパートにも遊びに来てくれたというお客さん(写真上のご家族)が、「朝市に来るまで、梨の品種がこんなにたくさんあるって知りませんでした」と話してくれました。

実は私も青果の仕入れに携わるまで、20世紀梨と、大分に住む従兄弟が毎年送ってくれる庄内梨しか知りませんでした。知らなかったというか、品種の違いまで意識して果物を買うことがなかったんですよね。


果物好きな方からすると「そんな馬鹿な」と驚かれるかもしれませんが、私みたいな人って結構多いんじゃないかなあ。身近なスーパーで買い物を済ませようとすると、品種まで選べるお店って少ないですからね。


柿の品種もいろいろありますよね。今アイン果樹園(神戸市西区)で収穫の時期を迎えているのは「太秋(たいしゅう)」。

見た目は青っぽいですが、実は甘くてシャキシャキとした食感が魅力なんです。オレンジに色づいたものだけが柿というわけじゃないんだと、学んだ秋の始まりです。
 

アインカフェで販売しているトーストセットは、いつも9時前に完売していましたが、この日は売り切れすることなく、お越しくださったみなさんにゆっくりと味わっていただけました。


お天気が良くない土曜日は、比較的お客さんが少なめです。「一度朝市に行ってみたかった」という方は、曇り空や雨の日の来店が狙い目かも。

 

焼きたてのパンやスープが人気の「ラ・プロヴァンス」さんは、今回「ほうれんそうチーズパイ」という新しいパイを携えて出店。少し肌寒かったこの日、あたたかいカボチャスープも人気でしたよ。


今回の朝活は、アトリエアインの生地で作るカチューシャ作りワークショップでした。

この朝市はもちろん、EINSHOP神戸店でも「ワークショップを開いてみたい」という方を随時募集しています。「我こそは」というそこのあなた、朝市のスタッフに気軽にお声かけくださいね!


今回初めて入荷した熊本産の栗。「栗ご飯作ろう」と購入されたお客さん、おいしく炊けましたか?今後、丹波の栗も仕入れたいなと思っているのでお楽しみに!
 

地域のお祭りや運動会のシーズンで、忙しい週末が続く方も多いと思いますが、土曜の朝のお楽しみ「アイン朝市」は毎回趣向を凝らしてみなさんのお越しをお待ちしてます。

訳あって、ただいま熊本にいるミーナより。「肥のあかり」っていう品種のミカンに出合いました。皮が緑色でも、すごく甘い!農家さんから直接仕入れできないかな〜