2016/07/27

トマトに飽きるにゃまだ早い

先週のアイン朝市で、たくさんご用意していたトマトたち。あの日、お客さんと一緒に全部試食してみたんですが、のどが渇いている時のトマトって、なんでまああんなにおいしく感じるんでしょ。



「トマトはフルーツ感覚で食べちゃう」と話してくれたお客さんもいました。その気持ち、今すごくわかります。家に帰るとミニトマトをパクパク。でも毎日食べていると、ちょっぴり飽きてくるのも確かなんですよね。

そこで変化球を投げ、「セミドライトマトのオイル漬け」を作ってみることにしました。以前、デザイナーのかよこさんが作ってきてくれた時、みんなで味見し、あまりのおいしさにノックアウトされた一品です。



朝市でお配りしているレシピを見ながら作ってみました。思っていたより簡単!


野菜って乾燥させると甘みが増すとは聞いていましたが、セミドライトマトは酸味もあるので、甘さがより引き立つんですよね。一口食べ出したら本当に止まらない。作ってから数日置いておいた方が味に深みが出るとはわかっていながら、3分の1くらいすぐに食べちゃいました。

先日もミニトマトをたくさん買ったので、早速2瓶目を作成。瓶に入りきらなかったセミドライトマトは、チャック付きの袋に入れて冷凍しておきました。クラッカーの上に、クリームチーズとセミドライトマトを乗せてワインのおつまみにすると絶対おいしいはず。(あーおなか空いてきた…)


大きなトマトも、毎日切って食べるだけだと飽きてしまいますよね。この前の朝市でも「トマトをたくさんもらって使い道に困っている」という声がありました。

私はそのまま食べるか、サラダ、ラタトゥイユ、トマトと卵の炒め物…くらいしかバリエーションがありませんでしたが、スタッフの中には「いつもトマトソースを作るよ」という人もちらほら。

先日、その中の一人、スタッフのえりさんが手製のトマトソースをおすそわけしてくれたので、休日のお昼にトマトソースパスタを作ってみました。

ズッキーニと豚の細切れ肉を炒めて、トマトソースを加え、前回のアインオープンデパートで購入した「伊予西条バジルペースト」(愛媛県の農家「peakfarm」さんが販売)を入れると、本格イタリアンの出来上がり。トマトの旨みがぎゅっとつまったこのソース、今まで食べた中で一番感動しました。ハンバーグにかけてもおいしそー!

【えりさん直伝 トマトソースの作り方】✴︎冷凍保存可能
1、ニンニクとタマネギを炒め、多めの塩で味付けする
2、湯むきしたトマトをカットして、1の鍋に入れて煮込む(灰汁をこまめにとる)
3、水分量が半分くらいになったら出来上がり

この後、自分でもトマトソースを作ってみましたが、トマトと同量のタマネギを入れてしまったので、トマト風味のタマネギソースのようになってしまいました。濃い目に作るには、完熟トマトを使うことと、タマネギは少量にするというのがポイントのようです。

「トマトをそのまま食べるのにはもう飽きちゃったよー」という方、セミドライトマトやトマトソース作りにぜひチャレンジしてみてくださいね。簡単なのに、トマトの奥深い旨みが堪能できますよ。みなさんの好きなトマト料理も教えてください。待ってまーす!